ただ今 

本日は8月15日、 大東亜・太平洋戦争終戦日

公開日:2023/8/15 17:00
どうも皆さん。 唐突ですが、本日は何の日か知っておりますでしょうか。 そう、タイトルにもあるように、8月15日は 「大東亜・太平洋戦争 終戦日」 です。 (昔高校の歴史の先生が言ってて、それ以降大東亜・太平洋戦争呼びしてます。) 調べてみると、厳密には8/10にポツダム宣言の受け入れがあったみたいなので、その日が「終戦日」となるのかもしれませんが、 天皇陛下の勅旨があり、国民全員へ正式に公表された(いわゆる「玉音放送」)のが8/15であるため、 本日が正式な終戦日となっているようです。 これは今から78年前のこと。 今現在20代である私の曾祖父母が、まだ現役世代だったころの話になります。 私が生まれる前に曾祖父母はすでに亡くなっており、直接当時の状況を聞くこと叶わず、無念ではありますが、 祖父母づてに話を聞くことは、多少はできました。 小さい頃舞鶴の軍港勤めの親戚に会いに行ったお話、 中国出征の折に銃撃され、指が飛んだお話・・・・ 覚えているのはほんとに少し、これくらいですが、 今この時代では中々聞くことのできない貴重な情報であり、今でも覚えています。 しかし、それと同時に不安というか、懸念があります。 今ドキの若い子たちは、 どれほど今日の終戦日を認識しているでしょうか? あるいは、戦争に関してどれほど関心をもっているでしょうか? 私の場合、まだ戦時生まれの祖父母がいて、その上曾祖父母を知っているパパママがいる。 だから、当時の話を聞くことが何とかできた。関心ももっと持てた。 ・・・・が、しかし、今後そうした人口はドンドン減っていくものと思われます。 確かに今、ネットで検索すれば概要どころか、どこどこの戦場の戦況、しかも時系列まで知ることができます。 勿論、その当時の各国家の時代背景や地政学的な話も調べればでてくるはずです。 ・・・はずですが、人間というのは誰しも自分の関心がある分野しか調べない傾向にある。 私の場合、幸いメ〇ギアとかにハマってたので、軍事とか艦船とか、軍歌とか色々触れる機会が多く、 戦争に対する関心は周りよりも強かったかもわかりませんが、多分きっかけでもなければ大半の人は調べようともしないでしょう。 その上、そうした歴史の情報記した参考書籍は活字が多い。 「新聞より動画」という現代にあって、私含め活字慣れしていない子がかなり多く、情報を得るのに難儀するのは明白です。 (実際、この私の文字ばかりの記事を読んでいて眠くなってきた方も多いのではないでしょうか。) とどめに、GHQのいわゆる「3S政策」が未だ影響力があり、日本の政治家、活動家にも反国家的な連中(いわゆる工作員)が紛れ込んでいる。 この状態では、当時の状況に関心を持つこともままならず、正しい情報は得られないでしょう。 家族親戚のような「身近な語り部」がいれば、関心があまりなくとも、より正確な情報が多少は入り、のこるとは思いますが・・・ とりあえず私自身も、知っている情報は死ぬまで持っておきはしますが、 それでももってあと数十年・・・私ですら戦争当時の情報が危ういのです。若い子たちはどれほど関心を持ってくれるでしょうか。 聞くところによると、最近は教科書にも出てくるような、原爆投下の日付(8/6:広島、8/9:長崎)でさえもわからない人が多くなっているとのこと。 他の硫黄島での戦い、東京大空襲、沖縄戦など、数多くの無関係な人々が犠牲になった凄惨な歴史ですら薄れているのではないかと不安に思っています。 (まぁ、いうて「過去」は今後ずっと遺りますので、完全に忘れ去られることはないかと思いますが・・・。) ここまで見て、 「戦争に関心を持たないことのなにが不安なのか。暴力的なものから関心が外れて、いいことではないか」 という考えを持った方もいらっしゃることでしょう。 ・・・・ではもし「戦争=怖いもの」という断片的、短絡的なイメージしかなかったらどうでしょうか。 例えば、こんな図式(チャート)が成立するのではないでしょうか。
戦争→怖い→戦争反対!→軍隊は本当に必要なのか?→戦争を生み出す組織にいいイメージはない!→(大衆の世論に繋がる) →→→反国家的な政治家により自衛隊規模の縮小計画がすんなり通る。国防力の低下。
・・・まぁ、かなり強引ですが、それこそ情報とそれに対する関心、考える力とかがないと、こうなりかねません。 このチャートの3…いや、4番目くらいまでは誰でも持っている感覚だと思います。痛いのとか、自由を奪われるのすげえ嫌だからね。 でも、「真珠湾攻撃→米国国民激怒→日本フルボッコ」程度しか知らないと 「攻撃力もっちゃダメ!」 みたいな認識が強くなるし、それこそ米国が原爆とかで無差別攻撃したことも忘れてしまえば、 「全部日本人が悪い!」という論調に繋がりかねない。 (因みに言いますが、この状況は現在同盟国である米国にとっても大変都合がいいことです。) これでは「戦争絶対ダメ」以前の話になってきますが、この状態を望んでいるのは誰でしょうかね・・・? 国としての抵抗力がなくなったら、攻めてくるのは海外勢です。 ロシアは今戦力をウクライナに集中させてますが、中国なんかどうでしょうか。 これもこれで、「米軍犯罪ばっか起こしてる!しかも治外法権!→こいつら不要!」とかしか認識がなければどうでしょう。 一応アメリカは抑止力としても一役買ってます。撤退したら速攻で沖縄・九州あたりに攻めてきますよ。多分。 ・・・だからこそ、戦争に関しては「よくない」ばかりじゃなくて、ちゃんと関心を持って、正しく認識して、考えることが必要です。 さっきのチャートを交えて考えると、
「戦争→怖い→戦争反対!→軍隊は本当に必要なのか? →→→自衛隊の方達が戦って死傷するのは嫌だけど、負けたら人も土地も蹂躙されるから、守る力、権利くらいはほしいよね」
これくらいまで考えられるのが望ましいかと思います。 というより、当時の人々もこんな感じには思っていたかと思います。父兄弟が死ぬのいやじゃん。 けど、戦争が起こった。 日本が資源足りんくなって南下して、欧米の占有地落としまくったとか、 米国がabcd包囲網とかやって日本の攻撃を煽ったとか(実際空母群は真珠湾にいなかった)色々理由があるようですが、 まあこんな感じで「戦争ダメ!」では片付かないほど実際は複雑です。 戦争は確かによくないですが、やっぱり知ることが大切です。 反戦を願う8月15日にこんな内容の記事を立てるのは変だったかもしれませんが、 この日をきっかけにちょっと祖父母に昔のことを聞いてみたり、自分で調べてみたりするといいかもしれません。 それが、仮そめかもしれませんが、平和への近道だったりするものです。 ・・・なんてこそばゆいことを言ってしまいましたが、以上が大東亜・太平洋戦争に対する私見になります。 ・・・・せめて学校とかで誤魔化さずしっかり教えてくれるといいのだけどね。 来年以降の8/15はさすがに何も記事とか書きませんが、定期的に周知できたらと思います。 とりあえず言いたいことだけ言ったので終わります。 長文失礼しました。


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