<材料>(約18cm)
・バター 50g ・きび砂糖 40g ・卵黄 15g ・きな粉 20g ・薄力粉 90g ●クレームダマンド ・バター 20g ・きび砂糖 20g ・全卵 (卵黄5g 卵白10g) ・アーモンドプードル 20g ・カスタード 20g ●カスタード ・牛乳 100g ・卵黄 20g ・きび砂糖 20g ・薄力粉 10g ・生クリーム 30g ・バニラエッセンス 5滴 ●ナパージュ ・水 50g ・ゼラチン 5g ・砂糖 15g (・レモン果汁 あれば少し) ●フルーツ ・りんご 1つ ・バナナ 2本<レッツクッキン!!> 1.まず、生地用とクレームダマンド(以下クレダマ)用のバター、砂糖を全量ボウルへ放り込み、 手で緩くなるまで揉んだります。 室温に戻すの面倒なので、衛生面気にしないなら体温でやった方が早いです。 くれぐれも、液状になるまでやらないように。 ある程度緩くなったら、ゴムベラかなんかでクリーム状に練っていきます。 クリーム状になったら、別々のボウルへそれぞれ90g、40gに分けて入れましょう。 (90gが生地用、40gがクレダマ用です。) 2.まずは生地から。 卵黄だけを取り出し、5gを別で除けてから90gのバターシュガーが入ったボウルに全部入れます。 ここで、卵白は別でとっときます。 そのあと、アーモンドプードルをいれる・・・とよいらしいですが、高いのできな粉で代用しましょう。半額程度で入手できます。 (多分ですが、グルテンとかアミロペクチンとかが入ってなければなんでもいいかと。) で、入れたら今度薄力粉を入れて、ある程度まとまるまで混ぜます。 …が、今回かなりまとめるのに苦戦してます。 バターか卵黄が足りなかったか…?それとも粉が多すぎた…?改善の余地がありそうです。 ある程度まとまったらラップにくるんで冷蔵庫で1時間以上休ませましょう。 3.次はクレダマづくりです。 40g残しといたバターシュガーのボウルにアーモンドプードルを全量放り込んでよくねりねりしてください。 ペースト状になったら、さっきとっといた卵黄5gと、卵白10gを混ぜて、これを4~5回に分けて混ぜこんでいきます。 いわゆる乳化の過程ですが、卵の量が多かったり、最初からドバっと入れすぎると分離してダメになります。 最初からアモプーを全部入れるのは、この分離を防ぐためでもあります。 ミスったら・・・まあ、諦めて小麦粉でもぶち込んでバタークッキーにしましょう。 成功したら、これまたラップにくるんで冷蔵庫で最低1時間寝かせます。 4.次はカスタードづくりです。 卵黄と牛乳、砂糖、小麦粉を全部鍋に放り込んでグツグツします。 するとねりねり状に固まってくるので、これを取り出し、裏ごししてください。 そしたらバニラエッセンスを投下します。 こうすることで、カスタードは「いつものあの味」に近づきます。 5.さて、お待たせしました。 ここまで色々過程を積んできましたが、いよいよ成形・合体させていきます。 まずは1時間休ませた生地を、型に入れるべく伸ばしてい・・・くのですが、やっぱり崩れやすいですね。 とりあえずぎゅうぎゅう手で3mm厚に押し込んで、はみ出たところは生地が足りない部分にくっつけていきましょう。 ・・・・衛生上よくないって?やだな、だからこその「料亭 ”無免許”」なんじゃないか。 どうせ手前一人で食うので問題ねぇっす。やな人はラップではさんで伸ばせばOK♡ 生地を敷いたら、その上にクレダマカスタード、ホイップカスタードを重ねます。 まぁ、厳密にいえば ・クレームフランジパーヌ(クレームダマンド+カスタード) ・クレームディプロマット(ホイップ生クリーム+カスタード) らしいですが。 さっきのカスタードの内20gをクレダマに、それ以外の方には泡立てた生クリームをまぜまぜ!していきます。 結構カスタードが固まってて混ぜにくいですが、気合でよくなじませていきましょう。 終わったら、クレダマカスタード、ホイップカスタードの順で生地に塗り重ねていきます。 ・・・絞り袋?面倒だから使いません!!! 6.次は果物のトッピングです! 果物をカットしてのせていきましょう。 今回使うのはバナナとリンゴ。それぞれ50円、150円なので大変リーズナブルですね。 まずはバナナを切って敷いていき・・・ そのあと芯をえぐったりんごを薄切りにして、いい感じにのせていきます。 ・・・うさぴょんのりんごがおいてあるって?・・・遊び心だよ。 祖母が昔作ってくれたのを思い出しながらカットしてみました。 6.・・・よし。焼くぜ君たち。 オーブンの設定は170度、30分。 予熱も忘れずに。「6.」の段階で予熱入れてあげればより効率的…かも。 待っている間はナパージュを作りましょう。 よくケーキの上に乗っかってるあのとぅるとぅるです。 水に砂糖と、あればレモン果汁を入れて、沸騰させたら水でふやかしたゼラチンを投下します。 あとは焼けるまで待って粗熱をとりましょう。 7.さぁ、30分が経過しました。 11円との表示がありますが、多少古い機種なので電気代は高騰しているでしょう。 水道光熱費は2倍くらいで見積もっといた方がマシなはずです。 ではでは、きれいに焼けましたでしょうか・・・・ ・・・・あれれ~?おっかしいぞ~????思ったのとちゃうでえ・・・・ なんだろう・・・夏なのにもう秋みたいな愁(うれ)いを感じるというか、侘しさを感じるというか… りんごもカラカラに乾いていて、なんだか枯れた平原のように生命の息吹を感じないというか・・・・ 真ん中のうさぎもなんか色々心傷たたってしょげているような気がします。 このままではかわいそうです。 ・・・仕方ない。こうなったら… これでどうじゃ!!! 近くに半分だけリンゴが残っていたので、皮の部分でもみじをかたどって置いときました。 あとはナパージュを放り込んで、冷やし固めて秋山の流水に。。。。 夏なのに秋枯れの拵えをするのは不本意ではありましたが、これで完成です。 タルトのタイトルは、もちろん 「たそがれうさぎの秋色タルト」です。 食った印象は…なんかりんご乾いてるなあということと、思ったよりきな粉強いなあということです。 あと、前に作った生地よりも若干脆い気がします。やっぱ生地もいかんなあ。 今後の改善案としては、 ・りんごをやや厚めに切った方がいいかも? ・きな粉もう10g減らしてもいいかも? ・バターはケチらずもう少し増やすべきか? …というあたりでしょうか。 レシピ紹介サイトとはいえ、調理レポートの意味合いが強いので、多少の失敗はつきものです。 ちょっとだけ改良してみたいと思います。 では、ごっつぉさんでした。<コスト>
・バター 160円 ・砂糖 65円 ・卵 2個=65円 ・アモプー 55円 ・薄力粉 25円 ・牛乳 25円 ・生クリーム 30円 ・バニラエッセンス 5円 ・水 1円 ・ゼラチン 30円 ・りんご 150円 ・バナナ 50円 ・水道光熱費 105円 計 766円≒780円 所要時間:推定3~4時間